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宇治茶には大きく二種類の製造工程があり、製茶場も別になります。どちらも最初は生葉を蒸す工程から始まりますが、その次の工程から全く違うものになります。
ひとつは「揉みながら乾燥する」工程で、煎茶・玉露・かぶせ茶など多くのお茶がこの工程になります。 もう一つは「開いたまま乾燥」する工程で、抹茶の原料となる碾茶がこの工程で製造されます。
そのほか、ほうじ茶は仕上げ加工が終わったお茶を180〜200度で焙煎機にかけたもの、玄米茶は香ばしく炒った米を煎茶に混ぜて製造しています。
「揉みながら乾燥する」製法は、永谷宗円が編み出した青製煎茶製法を礎とする手もみ製法をもとに考案され、昔ながらの手もみと製茶工場の機械揉みがあります。 手もみ製法は全部で9工程、機械製法は全部で6工程ほどで荒茶が出来上がります。ここでは、主流となる機械揉みの工程をご紹介します。
収穫した葉を工場へ
お茶の葉を給葉機に入れて均一に蒸し機に送る
蒸す~蒸して青臭みを除き香りを出す
揉む
① 粗揉機~熱風の中でお茶を揉みながら乾かす
② 揉捻機~お茶の葉に徐々に力をかけながら揉む
③ 中揉機~熱風の中で茶葉を揉みながら乾かす
④ 精揉機~茶葉に熱と力を加えて形を整えながら揉む
乾かす~乾燥機でじゅうぶんに乾かす
仕上げ~葉・茎・粉に選別する工程
完成
茶葉を開いた状態で乾燥させ、骨(茎)と葉に分けたものが碾(てん)茶の荒茶。荒茶の葉脈と細い茎をを取り(仕上げ)、これを石臼で引いたものが抹茶になります。
碾茶は製茶工場で荒茶の状態のものを、煎茶同様に選別・整形して仕上げ加工を行います。抹茶は色や風味が落ちないよう、通常は挽いた状態でなく保存性のよい碾茶仕上げ茶の状態で保管します。出荷する直前に、石臼で挽いて抹茶に仕上げて出荷されます。
又兵衛では、碾茶製造の一工程となる、乾燥から荒茶仕上げまでの工程を行う工場を運営しています。
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